働き方

自衛隊の前期教育って何をするのか

僕は高卒の就職先に自衛官を選ぶことを猛烈におススメしてます!!

理由は金!!自衛隊は入隊歴が大事なので早く入隊することが給料を上げることになります。

関連記事:自衛官の給与実態を教えます!

 

自衛隊のキャリアプランなんて知ってる人は殆どいないですよね。

自衛官候補生で入ろうとも、曹候補生に入ろうとも部隊配属までの流れは一緒です。

場所によって少し訓練の中身が変わってきます。

部隊配属までの流れはこんな感じです。

前期教育の最後の方では、自分の職種が決まります。

この職種というのは、特定の条件を満たさない限り変更できません

もしこれから入隊する人が読んでいたら、職種の振り分けは絶対に読んでください。

殆どの自衛官は職種変更することなく退職するので、入隊後3ヵ月は非常に重要です。

これから入隊する人へ向けて少しでも情報を伝えようと思います。

では前期教育の地獄の思い出を紹介していきます。

訓練スケジュール

自衛隊で学ぶことってだいたい決まっていて、こんな感じのことをやります。

  • しつけ事項
  • 精神教育
  • 基本教練
  • 体力錬成
  • 銃の解体
  • 射撃
  • 職種振り分け

ちなみに僕が一番苦労したのは体力錬成です。

体力テストが自衛隊で行われるのですが、入隊時点で5年ほど運動を全くしていなかったので多くの人に迷惑をかけてしまいました。

楽しかったのは射撃ですかねー。

下手でしたけど、自衛官になったなと猛烈に実感した覚えがあります。

それぞれの思い出を紹介します。

しつけ教育

自衛隊では厳しくしつけを教育されます。

これは、人命に深くかかわる仕事であること、国民からの視線を常に気にする職業であることを認識するためです。

また自衛隊では、組織で動くので自分一人で解決できないことも多々あります。

そこで「連帯責任」をみっちり仕込まれます。

といっても、学ぶのは「身だしなみ」と「駐屯地内でのルール」、「自衛官としての常識」をといった感じです。

先ず、ほとんどの人が苦労するのが、靴磨きとアイロン当てでしょう。

身だしなみ

入隊して、まず行われるのは「編み物」です。

意外かもしれませんが、自衛官は自分のことは自分でしろと教わります。

一日目、階級章と自分の名札を支給された作業服(迷彩服)に縫い込みます。

この時点では、助教(教官)も優しい迷彩服きたお兄さんたちです。

怖いのは、僕も苦労した靴磨きとアイロンです。

靴磨きはその名前の通り靴を磨きます。毎日磨きます。

雨がふってどろどろになった地面を走り回ったときも磨きます。

アイロンは、毎日着る作業服のしわをとり、決められたところに折り目をつけます。

毎朝、訓練前に服装、髭、顔つきをチェックされて、不合格事項につき10回の腕立て

みたいな生活をしていました。この時怖いのは正しいフォームじゃないと1回にカウントしてもらえなかったりします。

しかも腕立てでへばっている隊員がいると教官がこういうのです。

「助けてやらんのか?」

これで結局全員筋トレが始まったりする日もあります。

自衛官の常識

先ほどの身だしなみも行ってしまえば常識のうちのひとつですが

他にも、目上のものとの接し方や武器の扱い方などなどをまなびます。

例えば、自衛官は傘をさしません。(駐屯地内でのはなしですよ)

片手を傘で防いでしまうと緊急事態に対処できないからです。

みたいな小話もいっぱい話せるようになります。

加えて、精神教育というものを受けます。

これは自衛官の常識と深くかかわっていたりもします。

精神教育といえば、ものものしいですがなんてことはありません。

自衛隊の意義とか求められる人材像みたいなのを座学で聞いてるだけですので

寝さえしなければ、楽な時間です。

真面目に聞けばそれなりに楽しめる内容になってると思います。

体力錬成

まあ自衛官といえばこれですよね。

ちなみに、自衛官で一番重要視されることは中距離走(3km,5kmくらい)の速さです。

どれだけムキムキかよりも足の速さが評価される傾向にあります。

入隊してすぐ体力テストがあるので、入隊が決まっていたり、希望する人がこのブログを見ていたら走り込みをしたほうがいいですよ。

項目としては

  • 腕立て
  • 腹筋
  • 懸垂
  • 3km走
  • 走り幅跳び
  • ソフトボール投げ

入隊するのに体力はいらない

はい。実は自衛官って入隊時に体力テストってないんですよね。

病気やけがをしてないかチェックされるだけでそれをパスしたら体力がなくても入れちゃいます。

なので僕みたいな運動まともにしてない、堕落した人間が紛れ込みます。

僕のダメダメエピソードを一つ紹介します。

3km走って3日寝込む

これ、マジです!

ギャグでもなんでもなくて、実際最初の体力テストでやっちゃいました

結果としては確か15分20秒くらいで40人中37位でした。

それも後ろから教官に追い込まれ続けて出した結果で、限界突破してしまったようです。

ただ、僕もしんどかったですが、教官は怒鳴りながら僕以上のペースで走ってるわけですから、教官のほうがしんどいですよね・・・

そして僕は限界突破し、下半身全体に筋肉痛を患い、38度の熱を出し3日寝込んでました!当時3階に自分たちのへやがあったのですが階段1段おりるたんびに、足がつってたのでまともに動けませんでしたね。

あ、ちなみに懸垂も0回でしたが

懸垂0は結構いました。僕は結局前期教育中ずっと懸垂0でした。

でも大丈夫です。そんな僕でもしっかり訓練することによって

行軍というフル装備(30kg)くらいの荷物を持って25km歩くという訓練はクリアできたので、3ヵ月たつころにはなんとかなってます!

  • 体力なくても入隊できる
  • 懸垂できなくても、辞めさせられない
  • 毎日筋肉痛
  • とにかく足が速いことが大事

銃について

銃てかなり扱いが危ない武器だと思いません?

実際、日本人が銃を触ろうと思ったら限られた職業しか触れないですよね。

海外に行けば、拳銃くらいは撃てるとおもいますが、拳銃と小銃は全く別です。

そんな危険な武器も自衛隊に入隊すれば1か月もしないで触れるし

2ヵ月以内に実弾を打てます!!

実際自衛官の中にはサバゲー好きが転じて自衛官になっちゃう系男子が一定数います。

(だいたい射撃ウマイ)

射撃は楽しい

前期教育で圧倒的に楽しい訓練のひとつです。

これだけでも自衛官になってよかったなと僕は思います。

ただし、危険も伴うのでかなりピリついた空気感で行われます。

ちなみに一人につき一丁割り当てられるので「自分の銃」が持てます。

ちなみに僕の愛銃の名前は「はなこさん」でした。

銃分解は楽しい

ぼく、銃の分解ができるんです。

冷静に考えてすごくないですか?

まあできない自衛官なんていないんですけどね・・・

銃の分解も習います。

これも大事なことで、銃に不備があるといざというとき困るのは自分ですからね。

一つでもパーツを落とそうものなら愛銃への謝罪がはじまります。

部屋に響きわたる金属音と「誰が落としやがった」と一気に広まる緊張感

なつかしいですねえ

職種振り分け

まあいよいよ本題ですが

自衛官として勤め上げるならこの職種については真剣に考えないといけないし

情報が一つでも多い方がいいでしょう。

この振り分けの際、職種を2つまで希望できます。もし地元に帰りたいなどがあればこの際に希望することができますが、これはおすすめできません。

地元に帰るとなると一番都合がいいのが一番人員が多い「普通科」だからです。

また、希望職種2つともに漏れるともれなく「普通科」行きです。

職種には枠といって決まった人数しかその駐屯地からその職種にいかせることができないしくみになってます。

ちなみに、僕は「会計課」で120人いるなかの2枠しかなかったところを勝ち取りました。

ここで選考基準として大事になるのが、適性検査です。

適性検査って?

一日かけていろんな検査をします。

筆記テストみたいなのから聴力てすとみたいなのまで

内容はここではかかないですが、自分の運命を決めるので

真剣に取り組むことをおススメします。

会計科への行き方は後日記事にするかもしれません。

職種の種類

大きくわけて、戦闘職と後方支援職に分かれます。

自衛隊は自己完結の組織なので、自分たちでいろいろなことをします。

例えば、僕がいた会計なんかもあります。

どんな仕事があるのかは自衛隊のホームページで確認できます。

新隊員からはなれない職種

音楽科、警務科この二つは新隊員からでは絶対になれません。

衛生科、航空科もた確かなれなかったと思います。

音楽科は完全に別の入り口なのでそもそも新隊員でなくてもなれないので

「入隊してから頑張ってたら音楽科にいけるよー」と広報官に言われた人がいたらそれは嘘をつかれてます。入隊を辞退したほうがいいと思いますよ。

人気の職種

機甲科、武器科

この二つは人気が高いです=倍率が高い

機甲科は戦車に乗れるのであこがれますよね。

武器科もやはり武器マニアが多くてそういう人たちが希望してるみたいです。

個人的おススメ

僕は、運動が苦手(自衛官の中では)な部類だったので

そういう人たちへのおすすめでは

会計、化学、輸送、需品、情報です。

特に情報は東京勤務なんかも多いみたいですよ!(新隊員からいけるかは不明)

ただし、どれも枠がすくないです。

やはり戦闘職種が自衛官の主たる職種なのにはかわらないですね。

ちなみに通信科はあまりお勧めしません。

通信科は罠?

通信という名前からさっすると後方支援で楽そう打と思いませんか?

これは実は罠です。確かに基地通信といって基地にずっといて通信を扱う人員もいます。

ただこの人たちはごく少数で、一般的な通信科の隊員は

陣地構築の際に通信網を確立する人員です。

つまり割と前線に立って有線設備を配備したり、それらが見つからないように工作したりする人員なので、かなり走り回る体力がいるしごと(らいし)です。

まとめ

要点リスト
  • 連帯責任という恐怖を覚える
  • 筋トレいっぱいできる
  • とにかく足が速くなることが大事
  • 入って割とすぐに銃撃てる
  • 職種は自衛隊生活においてかなり重要
  • 職種について調べてから入隊すること!!!!

良い自衛官ライフを!!